借金の過払い金返還請求とは?

借金の過払い金返還請求とは、本来なら支払わなくて良いお金を取り戻すことを意味しています。
悲しいことに借金をされた経験のある人の中には、不必要にお金を搾取されている可能性があるのです。
お金が余分に搾取されていた現実は、悲しみを通り越して憤りを感じるほどでしょう。
この違法な搾取は法律で認められていません。
故に返還してもらう手続きを正しく行えば、搾取されて支払ったお金を返してもらえるのです。

 

手続きを行うには様々な準備が必要になります。
返還して欲しいと声を出すだけでは、違法な搾取があったと認めてもらえないのです。
弱者に厳しい社会には心底呆れてしまいますが、これが現状の法律なので仕方ありません。
過払い金の返還請求を行うには、まずは違法な搾取があった事実を証明する必要があります。

 

そのような証明をするのは、自分には出来ないと思わないでください。
しっかりとサポートしてくれる専門家や相談所は無数にあるのです。
まず、最初に相談する場所としては法テラスや市役所が理想的と言えます。
法テラスは国が設置している法律相談の窓口なので、何度でも無料で相談出来ます。
過払い金の相談を誰にすれば良いのか、どのような手順で行動すれば良いのかを丁寧にアドバイスしてくれます。
残念なのは法テラス自身が問題解決の行動を起こしてくれないことです。
最終的には弁護士か司法書士に依頼して、過払い金返還請求を行ってもらわなければなりません。
個人でも実行できますが、不利な条件での和解を強要されてしまうリスクがあるので、慎重に行動するのを肝に銘じてください。

 

市役所でも借金の問題は相談に乗ってもらえます。
近くに弁護士や司法書士が居なくても、市役所ならどこにでもあるので利用しましょう。

 

過払い金返還請求は不当に奪われたお金を取り戻す手続きです。
放置していると10年で時効となってしまうため、なるべく早く行動するのが望ましいです。
借金している最中でも、完済した後でも問題はありません。
借金を楽にすることにも繋がるので過払い金の有無には気を配るのが良いです。

 

過払い金返還請求は確実に認められます。
根底に違法性があるため、拒否できる理由は何一つ存在していないのです。
過払い金があるならば絶対に取り戻せますので、泣き寝入りしないようにしましょう。
残念なことに親切な誰かが過払い金があることを教えてくれる可能性はありません。
自分で行動を起こさなければいけないのです。

過払い金返還請求のメリット・デメリット

過払い金返還請求を行うメリットとデメリットを見てみてください。
メリットよりも、むしろデメリットに注目をしておきましょう。

 

過払い金返還請求のメリットは、何と言ってもお金が戻ってくることです。
その金額は人によって違いますが、300万以上が返還される場合もあるぐらいです。
返済期間が1年なのか10年なのかでも金額が変わって来るので、まずは利息を再計算して調べてみるのが重要です。

 

他には、返済中の過払い金返還請求なら利息の再計算が行われたことによって、借金の総額が少し減るかもしれません。

 

この2つが過払い金返還請求のメリットとなります。
返済中でも完済中でも行えるので、過払い金があるかもと感じたら出来るだけ早く実行しましょう。
過払い金が戻って来れば生活苦がある程度解消されます。
買えなかった物が買えるでしょうし、精神的な安定感も高まるでしょう。

 

さて、問題になるのはデメリットです。
実は特定の条件で過払い金返還請求を行うとブラックリストに登録されてしまうのです。
その条件とは、借金の返済中に過払い金返還請求を行うことです。
返済中に過払い金返還請求を行うと、債務整理をした扱いになり情報が残ってしまいます。
ブラックリストに登録されると、新しく借金が出来なくなりますし、クレジットカードの更新が難しくなります。
他にもローンを組んだり分割払いが拒否されたりする事案も確認されています。
日常生活に多少の不便さが残ってしまうリスクが潜んでいるのです。

 

ちなみに、借金を完済した後に過払い金返還請求を行う場合は、ブラックリストに登録はされません。
これを聞くと借金を完済してから請求しようと考えてしまいますが、時効が10年なので注意しましょう。
返済期間が長くなれば、それだけ多くの利息を支払うので注意してください。

 

基本的に完済後のデメリットはありませんので、返済中の請求に注意をしなければなりません。
他にも、過払い金を請求した消費者金融から追加でお金を借りられなくなる場合もあります。
違法な利息を奪っているにも関わらず、それを指摘したら態度を悪化させるのは許せませんが、お金を貸すか貸さないかは相手の自由なのです。

 

メリットもありますが、デメリットも存在しているを認識しておきましょう。
過払い金返還請求は正当な権利であり、正しい形へ戻すための手続きです。
弁護士や法テラスなどへ相談しながら、一番良い解決の方法を模索しましょう。

過払い金返還請求の弁護士費用はどのくらい?

違法な利息で奪われた過払い金は取り戻さなければなりません。
しかし、過払い金返還請求の多くは弁護士や司法書士に依頼して実行するため、費用が掛かってしまいます。
相談だけなら無料で行ってくれますが、実務になると様々な費用が発生します。
まずは着手金です。手続きを開始するための費用で、大体3万から5万ぐらいが相場になっています。
中には着手金を無料としており、基本報酬が高くなっている場合もあるでしょう。

 

着手金や基本報酬と言う言葉が出て来ると、結局のところ最終的にはいくら必要なのか分かりにくくなってしまいますよね?
弁護士や司法書士へ依頼するハードルが高く感じられる原因でもあるので、非常に厄介で改善して欲しい点でもあります。
そこで重要になるのが、弁護士や司法書士事務所のホームページに、費用が明記されているかを確認することです。
費用を明記していない事務所は、高額な報酬を要求される危険性が高いので避けるべきです。
利用者の気持ちに配慮している事務所は、しっかり金額が明記されていますし、具体的な実例も紹介しています。
過払い金返還請求を依頼する場合は、ホームページに費用が明記されている事務所を選ぶのがポイントとなります。
2万から8万、成功報酬は10%から20%みたいな曖昧な事務所は絶対に行ってはいけません。

 

改めて、過払い金返還請求の費用を解説します。
着手金は手続き開始の費用なのですぐに支払わないといけないものです。
次に、基本報酬と成功報酬が重要になります。
基本報酬とは、過払い金返還請求が無事に終わった際に支払う報酬です。
例えば基本報酬が5万なら、過払い金返還請求が終わった段階で5万を支払います。
成功報酬とは、取り戻した過払い金の総額の20%程度を支払うものです。%は事務所によって違いますので、この%を明記している場所へ行きましょう。

 

過払い金が100万ある場合の費用を計算すると、着手金が5万、基本報酬が5万となり、取り戻した金額の20%が成功報酬となるので20万が必要になります。
なので、最終的な費用は30万になる訳です。

 

着手金を0円にしている事務所もありますし、成功報酬を10%程度にしている事務所もあるので、なるべく条件が良い弁護士等を探すのが良いでしょう。
ただし、安易に着手金無料などの割引に飛びついてはいけません。
最終的に支払う金額は高額になっていることもあるのです。

 

過払い金返還請求にはお金が掛かりますが、それ以上のお金が戻って来ることが多いです。
理不尽に奪われたお金を放置せず、しっかりと取り戻しましょう。